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2007/06/30(土) 15:53:10 [うつ病最新(!?)情報]

前記事:【抗うつ薬】「パキシル」服用の自殺者増加 副作用の疑いについての個人的な考えを書こうと思います。


ニュース元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070628-00000007-mai-soci


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【疑問点などのまとめ】
うつ病など気分障害の患者が倍以上に増えている(≒パキシルの処方自体が増えている)のだから、自殺者もそれなりに増えて当然では?

パキシルの副作用としての自殺ばかりが取り上げられているが、まず、うつ病などの気分障害そのものの症状に「自殺企図自殺念慮」が重大な問題としてあることを無視しすぎ。

パキシルをはじめ、薬物療法の副作用についての医師の説明が不十分なことが非常に多いことを記者は知っていたのか?

製薬会社や厚労省のうつ病認知キャンペーンによるうつ病(うつ病にまでは至っていないケースも急増)患者急増で、個人開業のクリニックでさえ、(故意かどうかは抜きにしても)1時間待ち5分診療のところが相当数あることを知っているのか?

タミフル関連ニュースに影響されすぎでは?

専門の精神科医以外の内科医などでも、抗うつ薬を処方していることはどの程度把握しているのか?

精神科医、その他の医師のどちらがパキシルを処方しているか?での自殺者の比較がない。もし同率なら、パキシルの副作用で自殺した、と記事にしても少しは納得がいく。

特に若年者にパキシル処方する際には、保護者など、周囲へのうつ病の症状や薬物の副作用についての説明を徹底するべき。むしろ、製薬会社からの添付文書をわかりやすくした資料をつくって渡すべき。

現時点では、まだ「うつ病」という病気が世の中にはある、という程度しか世間には認知されていないことを記者はわかっていなかったのでは?

うつ病やパニック障害など、パキシルを服用している人々を不安に陥らせるのか目的!?…とも受け取られかねない安易な記事だと思う。

この記事を読んだ無知識の無神経な人に、「やっぱりパキシルなんて飲まない方がいいんだよ」などと言われ、病状が悪化した人はたくさんいるハズ。

薬物療法だけでうつ病が治ることはありませんから!しかし、薬物療法なしでのうつ病完治も難しいことは事実。

医師・患者・患者周囲の人々・・・うつ病に関わる人みんなが、患者の環境改善など、多角的にうつ病という疾患をとらえるべき。

不安をあおり、興味を引かせるためだけにつけられたと感じざるをえない記事タイトルには正直あきれた。

私自身があてはまるのだけど、パキシルのおかげでうつ病から回復してきている人間がどれだけいるのか?という点について記事中でまったく触れていない。



・・・・・長々と書きましたが、ざっと思い浮かんだだけでも、こんなにこの記事にはツッコミどころがあります。

何に関してもそうなのでしょうが、専門的な(しかも人をあおるような内容)記事を書く人はもっともっと以下のような本を読んだ方がいいですよ!


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Comment

うつが悪化してからと言うもの
はじめまして。なぎさと申します。
実は数年前にこの副作用と経験した一人です。

うつが悪化してからマスメディアとかには恐怖心しか得られなくなりラジオもテレビも視聴することが無いです。新聞、ウェブ上のニュースサイトもチェックしていません。なのでどのように報じられたのか解りませんけど、どの報道もその道のプロからしてみると疑問を抱く点があることが多いのは否めない事実だと思います。
今回の報道もカビが生えるほど古いネタなので驚いていますけど、ゆぷさんの知識の方が報道陣を上回る為に疑問を抱きまくったのだと思います。

ただ「経験者の立場」からして言わせて頂くと実際ある副作用で(稀なのでしょうけど)、結構怖い思いをします。怖すぎて薬の変更を自殺願望を持つ者が願い出るほどですから。

ただし「不安を煽る報道」にはあたしも反感を抱いています。結論は同じなのですけど、嘘は報じられてないよと言うことで。
あまりに稀で余りに極端な副作用を、初出から何年も経ってからやたら騒ぐのも馬鹿馬鹿しいと…。

乱文にて失礼致します。

P.S.
ブログにリンクさせて頂きます。以後宜しくお願い致します。
コメントレスが遅くなってスイマセン。
>なぎささん
貴重なご意見ありがとうございます。
そして、コメントレスが遅くなってしまって申し訳ありません。

今回の私のブログ記事は、どうしてもパキシルで副作用のなかった人に向けた意見に偏ってしまっていたと思います。

私自身は自覚している限りはパキシルの副作用が少なかったので、このような記事にしてしまいましたが、決して、実際にパキシルの副作用(自殺企図など)を軽視しているわけではありません。
むしろ、Nagisa Siowatariさんのご意見によって、新たな側面が生まれたのは事実です。

私自身、医療系学生の肩書きを過去に持っていたにすぎないひとりです。
(今のところ学籍は残っていますが・・・)

リンクありがとうございます。
私自身、医療系の事に関してもまだまだ未熟な人間です。
今後ともよろしくお願いします。
こちらこそ宜しくお願い致しますぅ
拙いコメントしか出来ませんか…。

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